きっかけ
それは10月10日から始まる。
1964年に東京オリンピックが開催された日であり、
なにより私にとっては、私の誕生日という特別な1日。
勤務している日本語学校へ、今日も楽しく授業するぞ!
と意気込んで出発した、きっと素晴らしいはずである新しい1年の朝。
・・・電車が来ない
結局1時間の遅延でクタクタ。
そんなツイていない自分をネタにしつつ、授業をなんとかこなし、
さあ、帰宅して美味しいものを食べるぞ!
・・・電車が来ない
なんと、帰りも別の理由で電車がストップ。
なんて1日だ!と叫びたくなるも、ここは落ち着いてヘルプ連絡。
車のお迎えを待つ間、もちろん本屋さんへ。うきうき。
そこで出会った本。「ブログ日記」についての本。
めったに実用書コーナーには行かないのだが、
レールが敷かれてしまったかのように、そのままレジへ。
不特定多数の見ず知らずのどなたかに、
私の些末な日常を発信したいわけではないし、
自慢すべきこともない。
でも、もしかしたら、これから日本語教師になろうとする人、
思うところを同じくする人、に何か伝わるのかもしれない。
そう思って、始めてしまった。
きっかけ、ってきっとそんなもの?
力をぬいて、ふわっと頑張る日々をつづりたいな。