にほんごのせんせいブログ

日本語教師の日記ブログ

褒めちぎる指導法~夏休みの自己課題を決めました!~

 

先日ボーっとテレビを見ていたら、

なんとも楽しそうな自動車免許教習所の話が紹介されていた。

 

タイトルは

「褒めちぎる教習所」

 その名のとおり、褒めて褒めて気持ちよく学ぶ教習所。

 

私が教習所に通っていたとき、叱られはしなかったが、

口数の少ない教官が怖くて、ちょっと緊張したのを覚えている。

 

だって、よく知らない方(教官)を隣に乗せて、

さらに初めて車の運転なるものを行なうんだもん、

楽しむなんて無理無理~、と思っていた。

 

でも、ミスしても

「ちゃんとミスの確認のために止まりましたね~。すばらしい!」

とか言ってくれるんだもん、そりゃ気持ちよく学べるはずだ!!

 

そこで、私が思ったのは…

「褒められたいっ!!!」

 

褒められたら楽しくいくらでも学べるんじゃないかな~。

褒められたら、すぐ教官を好きになって、

教習所も楽しくなっちゃうんじゃないかな~。

 

そんな想いが駆け巡ってちょっと調べることにした。

 

 三重県南部自動車学校

www.safety-nanbu.com

 

なんと…それに関する書籍まで出ていた!

 これから読んでみよう。

(読んでからブログ書けばよかったかな…ははは)

「ほめちぎる教習所」のやる気の育て方

「ほめちぎる教習所」のやる気の育て方

 

 

 ちょうど今年の夏休みの研究テーマを

コーチング」にしようと思っていたので、

足がかりにちょうどいい♪♪

 

特に学びたいのはコレ↓

  • 何を褒める?
  • 褒めるタイミングは?
  • 褒めすぎても嫌味?
  • 叱り方がわからなくなる
  • 「褒めちぎる」は「叱らない」じゃない

 

「叱る」ってことは、日本語教師を初めてすぐのとき

本当にたくさんしてしまった。

 

学生たちの文化や性格などの多様性を理解していなくて、

原因や理由の確認をするより先に口が出てしまったこともある。

 

「指導」は決して「叱る」ことじゃないし、

私たち日本語教師は、日本語教育を行う人であって

いわゆる「教育」を施す側ではないと思う。

 

 

それにしても…

最近思うのは、特に教師研修の際の

注意喚起のタイミングが難しい!!

 

ミスはトレーニー自身ができるかぎり自分で気づくよう、

指摘するタイミングが大切だと思う。

 

先日も、

「これは自分で気が付いてほしいな~」と思って様子を見ていたら…

「あれ~気づかない…う~ん。どうしよう。」

 ということに…(笑)。

 

こればっかりは体感して、タイミングを掴まなくちゃかな。

 

 

今日から夏休みで、休み明けには私も模擬授業を行うが、

新人教師に

「パーフェクト授業をする姿」を見せるより、

「後輩に指摘されても受け入れる姿」を見せたい。

(…パーフェクト授業はもともと無理なのですが~。)

 

 

というわけで、私の夏休みの課題は、

コーチング」を学ぶ!

に決定~!!

 

授業にも新人研修にも活かせるように、

そして何より自分自身をコーチングしていけるように。

 

みなさんは夏休みの自己課題を決めましたか。