にほんごのせんせいブログ

日本語教師の日記ブログ

試験をする空間の不思議~緊張の伝染力~

試験って苦手なんですよね…。

 

はじめて受験した中国語試験HSKでは、

聞き取りの集中力が続かず、

試験中に気持ちよく寝たものでした。

 

そんな私ですが、今回もHSKを受験してみました!

 

 

ここ10年ほど、中国語から離れていたのですが、

今年勉強を再開しました♪

 

3月に4級受験して合格し、

今回(9月)は5級にチャレンジ。

 

以前の1~8級まであった旧HSK時代には、

同レベルに合格しているので

今回落ちたらちょっとショック…。

 

あ、HSKってこんな試験です。

www.hskj.jp

 
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試験会場にはこんなものが。

少しずつ緊張……しない!!!

 

もともとあまり緊張しないタイプのわたし、

試験でも緊張感がなさ過ぎて困っています。 

 

まず、試験会場は埼玉大学だったのですが、

「お昼寝したいな~」と思いながら

楽しく散策していたら、結構ギリギリの時間に…。

 

あぶない、あぶない。

 


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極度の方向音痴なのですが、

案内板のおかげで問題なく試験会場に到着。


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(↑実際の試験会場の棟はこのビルのもちょっと奥のほうでした。)

 

 トイレを済ませてから、入口受付へ。

座った途端に・・・

「ん??くさい。」

 

なんだか、その教室がトイレ臭いんです!!

ありえないよ~。

 

試験に集中できるかな…と不安になりながら

周りを見回すと、

 

みなさんテキストを開いたり、

イヤホンで最後の勉強をしていたり、

準備に余念がありません。

 

みんな、ピリピリムード。

緊張感が伝わってきます。

 

ありがたい!!

 

その緊張感を分けてもらって試験に臨み、

なんとか居眠りをせず、においも気にせず終了。

 

合格したかどうかは1か月後の結果待ちですが、

手ごたえはあり!ヨシヨシ。

 

緊張感って集中力をうまく引き出すための

よいスパイスになってくれてるな~。

 

この緊張感を忘れずに、

来月の「日本語教育能力検定」も頑張りたいと思います。

長丁場…大丈夫かな、ワタシ。

 

そして、この緊張感を授業中にも醸し出せないものか??

と考え中。

 

集中力UPを目的として、「伝染する緊張感の醸し出し方」を

考えてみたいと思います。

 

イムリミットを設けたり、発表したり、

それくらいしか今のところ思いつきませんが。

乞うご期待!


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(↑HSKの試験注意事項はチラシになっていました)

 

しかし、1つ残念だったのは、

試験監督の方(日本人)の中国語アナウンスの発音が

ちょっとおかしくて、試験直前なのに

「耳の感じ」が変になったこと。

 

そんなもんなんですね~。

でも、無事に終了。よかったです♪