にほんごのせんせいブログ

日本語教師の日記ブログ

磨け!教師の発問力〜"Referential Question"〜

 先日Twitterで発見したこちらの記事を見て

なるほどな~。とため息。

 

自分に足りないものを指摘されたようで、ググっと心に刺さり込みました。

www.jpf.go.jp

 

授業中の何気ない発問でも、学生を引きつけられるかどうか変わってくるんですね!ここからは、単に私の勉強記録です。

 

ブログ内では、「教師がする質問」を、

Display Question と Referential Question 

の2つに分類し、その質や効果について言及しています。

 

まず、意味の確認。

◎Display Question(提示質問)

学習者の理解を試すための質問

 

◎Referential question(指示質問)

質問者が答えを知らない質問

 

「教師の質問と指示についての一考察~初級クラスにおける質問のタイプに注目して~(深川)」より引用

https://www.lang.nagoya-u.ac.jp/nichigen/menu5_folder/jisshu/2000/fukagawa.html

 

Referential QuestionはRQと略され、 Display Question はDQと略されており、ちょっと「ドラゴンクエストみたい…」とか思っています。……が、そんなことは関係ありません!

 

どのタイミングで、どんな質問ができるか、すべきなのか。

こうやって、「質問のタイプを分ける」ことをしてくれると、とても分かりやすい。

 

レベルに合わせて、DQ:RQの質問量比を変えていけるよう意識していきたいと思います。RQのほうが「難しいけど、答えたい質問」ですもん。どのくらいの質問比にするかは、学生やクラスに合わせてですが、RQが全くない授業にはならないように、十分注意したいですね。

 

✎興味のある参考文献をメモメモ

クラスルーム運営 (日本語教師のためのTIPS77 第1巻)

クラスルーム運営 (日本語教師のためのTIPS77 第1巻)