評価とテストの在り方~個人レッスンは質問カードで学習効果チェック~
今年は本当に「梅雨らしいじめじめ~」の日々ですね。
しかし、その湿度の高さと比例して、私のワクワク感も高まっています!
それはなぜかというと、8月に短期留学(遊学?)のグループが数組、来るのですが、そのコース・カリキュラム組みを考えてニヤニヤが止まらないのです…♪
が、今、悩んでいることが1つ…
「修了証」を発行する予定なので、
テストを行うべきか否か。
です。
現在、担当している留学生クラスは、定期的にペーパー試験を行っています。
逆に、「地域の日本語教室」のプライベートレッスンの学習者には「評価」を出す必要がないため、テストをせず、こんな感じで各トピック(課)の学習効果を確認しています。
(↑復習カード。使用教材は『まるごと入門 りかい(A1)』です。
1日カード3-5枚ずつを、
学習者が自分で引いて、自分で読んで、さらに自分で答える!
結構楽しく、学習効果の確認ができています。
・ペーパーテストをやっていないので、丁度よい振り返りになる。
・以前と答えがちょっと変わっていたりして面白い。
・最初の課のカードがでたりすると、当時とは別の表現ができるようになってて、こちらが驚いたりもする。
・会話を広げられるようになってきたので楽しい♪
(評価につながる)テストをしない、というのはプライベートレッスンや地域の日本語教室ではいいのですが、留学生クラスともなるとそうはいかず…。成績表の提示やクラス分けをするにあたって、誰もが分かるレベル査定の方法としてテストが一番手っ取り早いのは確か。「手っ取り早い」けど「手間はかかる」…。
ロシア式にテストを口頭試問にして、更にしょっちゅうやっても面白いかもしれませんね。テストっぽさ激減するかもしれません!
何を測るか、何のためにやるのか、テストの意義についてはまだまだ考えていきたいと思います。
(蛇足)ロシアでは小学校から口頭試験が重視されているんですね。
以前に読んだ漫画『宇宙兄弟』でもありましたが、外務省の「世界の学校を見てみよう!」でもそのように記載がありましたよ。↓こちら参考までに
たった1か月の短期留学コースだからこそ、
日本語を使って楽しめる評価方法を慎重に選びたいと思います!
また、このブログでご報告できれば、と思います♪