時間制限でマンネリ打破!~授業はお金を払って買っている「みんなの時間」~
『みんなの日本語Ⅰ』20課って…
「教える」と「書かせる」が多くて苦手です。
特に『文型練習帳』を使用していることもあり、
教科書で練習B(ドリル)をやって、練習帳に書き書きして、
また、練習Bをやって、練習帳を書き書きして…
という繰り返しが嫌なんです。
ということで、対策です!!
① 練習Bはテキストを見ず、口頭で行う!
フラッシュカードやモニター出力を使っています。
たまに大切なところはノートに書いてもらってから全体確認をします。
② 練習帳はまとめて最後に行う!
学習者もマイペースに学べるし、個別フォローもしやすいです。作業が終わった人には「学習プラン」を確認して自習してもらっています。
なんども教科書→練習帳→教科書って出して開いて、としていたら、それだけで時間をとってしまう。そんなのもったいない!!
Daisoで買った100円キッチンタイマー。 なぜか学生に欲しがられる…。
③タイマーを使って時間意識を高める!
時間節約をして、活動や会話を多く取り入れるようにしています。
個別作業や会話練習にはほとんど必ず時間制限を設けることに。
会話や活動準備・・・3~5分
会話発表・・・・・・1ペア1分だけ
授業時間はお金を払って買っている「みんなの時間」だから、ということを意識してもらい、こちらも時間を守るように頑張っています。(休憩に入る時間って、うっかり遅くなったりしますもんね…あはは~)
これも、naonaoさん主催勉強会で実践させてもらって取り入れたことの1つ。
やれば、発表も結構1分以内でできるものです。
こちらも時間間隔が身についたおかげで、授業時間の配分がしやすくなりました♪
そして、なんとか抽出できたのが活動や、最後の15分「まとめの時間」
そして、そして、
時間を意識して、説明をシンプルにした結果、
最近では発話量が【教師:学習者=4:6】くらいになったと思います!
(理想は…3:7ですが、なかなか難しい(>_<)!!
「教え込み書き書き授業」はマンネリ化して、楽しくもなんともありません。
学生にたくさんアウトプットをしてほしい。
アウトプットからの誤用で気づかされることが山のようにあります。
しかし…
時間に捉われて、大切な指導項目を落としたりしないよう気を付けたいと思います!