みん日5課の活動「架空のGW旅行」〜毎授業1イベントやろう!〜
ゴールデンウィークが明けて、授業が再スタートした4月新入生クラス!
「休みに何をしましたかー?」
と聞くと、予想通り…
「何もしませんでした」、「働きました」
のこたえ。ざんねん…。
ということで、
本当は行ってないけど、行ったつもりになって、
【架空のGW旅行】という活動をしてみました♪
※スクリプトと活動の材料
〈活動のやり方〉
1)文型の確認
「いつ、だれと、何で、どこへ、行きました。」
※『みんなの日本語 第5課』
2)日本地図で地名の紹介
北海道、仙台、千葉、埼玉(秩父、川越)、大阪、九州、沖縄
※スペースがないので壁にも貼る!
3)カレンダーで日にちの確認
ゴールデンウィークの日にちを言えるように!
4)旅行先を選ぶ
あらかじめ、旅行会社の店頭にあるパンフレットを頂きおき、机に並べて、学生たちに好きなところを選んでもらう。
5)タスクシートの配付
『みん日活動集』に倣って作成。
①どこへ、②いつ、③だれと、④何で
自分のところに記入をする。
※今回は時間の都合上、日にちのみ私(教師)が記入済み。
6)インタビューする!
条件は2つ。
①他の国の学生にインタビューする。
②タスクシートを見せてはいけない。
ホワイトボードに会話スクリプトを貼って、皆で口頭練習してから、スタート!聞いた内容をシートに書き込み、2人に聞けたら席につきます。
7)発表する!
ペアでインタビューのやり取りを再現。
この時、会話スクリプトは外して、アドリブ有りの自分の力だけで話してもらいます。
8)評価は?
この時点で口語能力の評価は特に行いません。積極的に行ったかどうか、を見ています。(学生にも伝え済みなので、縮こまらず、言いたいことも言えて、伸び伸びやっているように見えます♪)
毎授業に必ず1イベントを!
毎週、私の授業日は活動(イベント)を行うので、ワクワクとうっすら緊張感があり、なかなかよい空気感が保てています。また、発表時は自由に発話ができるので、レベル差があるクラスの場合、上のレベルの学生がちょっと難しい言葉を言って、皆から「おお〜!」と尊敬されるシーンもあったり、フラストレーションをためずに済んでいるように思います。毎回イベント(ロールプレイやフィールドワークなどの活動)を取り入れるメリットは大きいですね!…準備は大変ですが(笑)。
いつも活動を行う参考にしています♪
クラス活動集101―『新日本語の基礎1』準拠 (しんにほんごのきそシリーズ)
- 作者: 高橋美和子,三輪さち子,平井悦子
- 出版社/メーカー: スリーエーネットワーク
- 発売日: 1994/08/01
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
続・クラス活動集131―『新日本語の基礎2』準拠 (しんにほんごのきそシリーズ)
- 作者: 高橋美和子,三輪さち子,平井悦子
- 出版社/メーカー: スリーエーネットワーク
- 発売日: 1996/05/01
- メディア: ペーパーバック
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
疲れたら甘いもの!作って食べました♪ハチミツもかけて、おいしかった〜♪