にほんごのせんせいブログ

日本語教師の日記ブログ

「夏休みの宿題」の質と量

もう夏休みも終わり。

もともと下り通勤だから楽なのが、

スカスカで寂しいくらいだった。

 

いつも乗り合わせてた学生さん達は

いまごろ何をしているのかな~。

 

きっとあの学生さんたちも

たんま~り「夏休みの宿題」を出されているはず。

 

自分の学生時代を思い出すと、

新学期がスタートしてから「夏休みの宿題」に取り組む派だったので、

初日に提出したことがほとんどなかった…笑。

 

 

最近Twitterや教師仲間のメールを見ていて

【夏休みの宿題】の意味とはなんぞよ?

と疑問に思ったりしてる。

 

だいたいにして夏休みの宿題の量は多い・・・。

しかし、

夏休みの宿題を大量に出すことに何の意味があるんだ?

というツイートを見て、「うんうん!!」 

確かにその通り、と思った。

 

 

事情があって、

日本語学校で7クラスなのに

専任が私1人だけだった約3年前。

 

その時は泣きたいくらい忙しくて、

「夏休みの宿題を何でもいいから出さなくちゃ!」

という気持ちでボリューム重視の宿題プリント集を

作ってしまった覚えがある…。

 

夏休みが明けて、学生達が提出した宿題を見て

大反省!!!!

 

というのも、

  1. 未習問題があった!精査不足!
  2. 同じような問題がいくつかあった!
  3. 熟考が必要な問題が少なかった!
  4. 印刷の無駄だった!
  5. 採点&添削、解説に時間がかかる!

などなど。

 

さらに、せっかくの長期休みだけど、

留学生たちは大抵アルバイトに忙しい。

 

 せっかく授業がないのに、楽しい旅行にもでかけられず、

アルバイトをして宿題に追われ…

なんだか可愛そうになってきた。

 

「夏休みの宿題」は反転授業じゃないんだから、

いままでの学習内容をKEEPしててくれれば

別に出す必要はなかったのでは。

 

夏休み明け試験を告知しておけば、

ある程度は復習してくれるはず。

(希望的観測かも??)

 

宿題なんて作成している暇があったら、

夏休みに有志だけでも一緒に

花火大会やお祭りに行く企画を立てればよかったな。

 

今年は留学生クラスの担任をしていないので、

来年の自分に期待しておこう。

(遠足ツアーの企画はバッチリ!)

 

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