にほんごのせんせいブログ

日本語教師の日記ブログ

多読本を手作り中♪〜日本語学校の図書室事情〜

勤務している日本語学校で、初級レベルの学生でも気軽に読める本を準備中〜!


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それもこれも、こちらのおかげです!

tadoku.org

 

あとはこちらのホッチキスのおかげ。
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芯を止める部分が回せて、A4サイズくらいなら、中綴じができる優れもの♡

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DAISOで200円で買って、早速ポチポチとめました!

本当はコピー機にこの「中綴じ」機能が付いていると、もっと嬉しいのですが、ないものは仕方がない。

 

 

日本語学校の図書室のお話ですが、

法務省の「日本語教育機関の告示基準」によって、図書室はなきゃダメって決められていまして、どこの日本語学校にも図書室は存在するんですよね。

 

自習室や面談室として使われていたりするようです。

・・・・・・が!

だいたい、そこら辺でもらってきた本や辞書、難しすぎて中級レベルでも読めない小説などが置かれてて、学生が図書室で本を読んでいるのを一度も見たことがないんですよね…。

 

≪初級の学生でも楽しく利用できる図書室≫

を目指すべく、多読本をはじめとして、マンガ・絵本・図鑑なども含め、少しずつ拡充できればいいな♪と思っています。

 

そもそも、学生たちに聞き取りをしたところ、母語でもあまり本を読む習慣がないらしいのですが…

読書を楽しめる学生が増えるといいな~!!

 

(多読を授業として取り上げられるのは、まだまだ先になりそうです) 

サマーコース1日目~歓迎会&説明会~

かなり更新が滞ってしまいましたが…(^-^;)

8月2日から開講した「日本語学校サマーコース」の様子を少しずつ記録していきます♪

 

 

アイスブレイクは直前にこちらのnaonaoさんの勉強会に参加して、実際に体験したので、とてもスムーズに行うことができました!

 

 

naonaoさんにリクエストして、実現してもらった勉強会でした。

「アイスブレイク」は数人でやる活動がほとんどなので、私1人では想像するだけで、なかなか時間配分や実際の感覚が掴めなかったので、本当にありがたいっ!!

 

それまでキリっといい顔をしているけど、とっても緊張感ある雰囲気。

それが、ボールを使った「名前アイスブレイク」で、和やかな笑顔溢れる空気に一変。

「アイスブレイク」の底力を実感しました。

 

そして、名前を楽しく覚えることもできて一石二鳥♪

翌日からの授業ではスムーズに学習者の名前が出てきました。

 

 1か月だけのサマーコースだからこそ、

初めからぎゅっと距離を近づけて、彼らの希望や様子をしっかり見られるように、素晴らしいスタートダッシュができたと思います!

 

ちなみに、歓迎会では私たち講師による歌を披露しました♪

「勇気100%」!

2週間ぐらい前から練習し、主任がギター演奏してくれました(笑)

「ありがとう」の伝え方〜学習者のご両親から〜

バングラデシュ出身の学習者のお母さまから

嬉しい差し入れを頂きました♪

 

なんと、手作りのビーフカレー!!

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辛さは私たち日本人の口に合わせてくれて、

お米は塩バターご飯、スパイスは香りよく、

卵やサラダまでつけてくださり、

まず、その気持ちが嬉しかったです!!

 

そして、

「このスプーンで食べるとゼッタイ美味しいから」

と銀スプーンまでお借りして食べました。

 

お礼を伝える手段として、

そこまで考えるとは…と感動!

「美味しく食べてもらいたい」

という気持ちがヒシっと伝わってきました。

 

その気持ちに応えられるように、

さらにしっかりN1&進学指導、

頑張りたいと思います♪

夏短期コースの準備♪〜学生宿舎づくり〜

来月、中国や台湾からサマープログラムとして

短期留学(遊学?)の学生たちがやって来ます♪

 

そのため、学生宿舎を整え中!

先日は、イスや机を作りました(笑)。


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↑2人部屋のダイニングキッチン

 

日本語教師の中には、

「教師がそんな仕事できるかっ!!」

と一喝される方もいらっしゃるとは思いますが…

(やりたくなければ、やらなくてもいいと言われてます。なおのこと、やりたくなる…!)

 

仲間たちと作業をするって、かなり楽しい♪

私は「教師以外の仕事」も

あまり苦ではないことを知りました。

 

今日は、レール&カーテン付け完了!

Wi-Fiもエアコンも掃除機、洗濯機、冷蔵庫、レンジなとなど…

全部そろってます!

 

ここまで、日本語学校(と、学生寮)を作っている!

実感できる作業は、他にないだろうな〜。

 

 

あとは、今週木曜に学生が入国するのを待つのみ♪

楽しみです!!

 

 

(あ…あと、おたまとフライ返し買い忘れてた…笑)

 

時間制限でマンネリ打破!~授業はお金を払って買っている「みんなの時間」~

 『みんなの日本語Ⅰ』20課って…

「教える」と「書かせる」が多くて苦手です。

 

 

特に『文型練習帳』を使用していることもあり、

教科書で練習B(ドリル)をやって、練習帳に書き書きして、

また、練習Bをやって、練習帳を書き書きして…

という繰り返しが嫌なんです。

 

ということで、対策です!!

 

① 練習Bはテキストを見ず、口頭で行う!

フラッシュカードやモニター出力を使っています。

たまに大切なところはノートに書いてもらってから全体確認をします。

 

② 練習帳はまとめて最後に行う!

学習者もマイペースに学べるし、個別フォローもしやすいです。作業が終わった人には「学習プラン」を確認して自習してもらっています。

 

なんども教科書→練習帳→教科書って出して開いて、としていたら、それだけで時間をとってしまう。そんなのもったいない!!

 
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Daisoで買った100円キッチンタイマー。 なぜか学生に欲しがられる…。

 

 ③タイマーを使って時間意識を高める!

時間節約をして、活動や会話を多く取り入れるようにしています。

 

個別作業や会話練習にはほとんど必ず時間制限を設けることに。

会話や活動準備・・・3~5分

会話発表・・・・・・1ペア1分だけ

 

授業時間はお金を払って買っている「みんなの時間」だから、ということを意識してもらい、こちらも時間を守るように頑張っています。(休憩に入る時間って、うっかり遅くなったりしますもんね…あはは~)

 

これも、naonaoさん主催勉強会で実践させてもらって取り入れたことの1つ。

 

やれば、発表も結構1分以内でできるものです。

こちらも時間間隔が身についたおかげで、授業時間の配分がしやすくなりました♪

 

そして、なんとか抽出できたのが活動や、最後の15分「まとめの時間」

そして、そして、

時間を意識して、説明をシンプルにした結果、

最近では発話量が【教師:学習者=4:6】くらいになったと思います!

(理想は…3:7ですが、なかなか難しい(>_<)!!

 

 

「教え込み書き書き授業」はマンネリ化して、楽しくもなんともありません。

学生にたくさんアウトプットをしてほしい。

アウトプットからの誤用で気づかされることが山のようにあります。

 

しかし…

時間に捉われて、大切な指導項目を落としたりしないよう気を付けたいと思います!

 

みんなの日本語 初級I 第2版 書いて覚える文型練習帳

みんなの日本語 初級I 第2版 書いて覚える文型練習帳

 

 

教師8年目にして初N1担当!~指導者じゃなくコーディネーターに~

 遅すぎますよねっ(>_<)!!?

 

日本語教師8年目にしてやっと

N1の担当になることができました!!

 

N1とは、日本語能力試験(JLPT)における最難関レベルのことです。

www.jlpt.jp

 

初任のころは、初級・初中級をメインに任され、

2年目くらいからは中級・中上級のN2クラスを任され、

 

3年目ぐらいからは、担任ではありませんでしたが

時々N1クラスに週1ぐらいで入ったりはしていました。

 

 

ずっとやってみたかったN1レベルの担当!

コースデザインから全て行います。

 

先輩教師(うちの主任)にアドバイスを求めたところ、

 

「N2担当ができてたから、ダイジョブ!

学生をよく見てあげればいいだけだよ。どのレベルも同じ~」

と言われました(笑)。

 

だいぶ力が抜けました。

そこで、ちょっと考えてみました。

 

 

なぜ今までN1担当なれなかったか。

 ✔ 日本語教師としての知識レベルが低かったから

 ✔ 実績がないから

 ✔ 非漢字圏が多くなり、N1クラスがなかったから

 ✔ ベテラン勢が上級クラスをやりたがるから

 

とりわけ4つめの「ベテラン勢…うんぬん」の理由…

とても残念に思っていました。

 

若手がどんどん入って来ても、上級クラスが少ない上に

ベテラン勢が「初級は疲れるから~」とやりたがらず、

中級以上クラスを占拠…(笑)。

 

もちろん、そんなベテランばかりではないですが、

私がベテランになった際には、できそうな若手に担当を任せ、

相談役として少し授業に入る、くらいのことをしたいな~。

と思います!

 

さてさて、もうN1担当がスタートしたわけですが、

早速こちらのことを始めてみました。

 

N1クラス開講の準備 

   ☑ 学習者の日本語能力査定

   ☑ コース・カリキュラム組み

   ☑ 教材の選定

   ☑ 1回目模擬試験の準備 

 

学習者と面談し、好みの勉強方法も聞きながら

選んだ教材がひとまずこちらの3冊。

45日間で完全マスター 日本語能力試験対策N1文法総まとめ

45日間で完全マスター 日本語能力試験対策N1文法総まとめ

 
はじめての日本語能力試験 N1単語3000 Hajimete no Nihongo Nouryoku-shiken N1 Tango 3000(English/Chinese Edition) (はじめての日本語能力試験 単語)

はじめての日本語能力試験 N1単語3000 Hajimete no Nihongo Nouryoku-shiken N1 Tango 3000(English/Chinese Edition) (はじめての日本語能力試験 単語)

 
日本語総まとめ N1 漢字 (「日本語能力試験」対策) Nihongo Soumatome N1 Kanji

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そして、ただいまN1指導方法にはどんなものがあるのか、

いろんなサイトを見て、勉強中です!

jn1et.com

ameblo.jp

nihonngokyoushi-naniwanikki.blog.jp

 

色々読んだり、学習者の状況を踏まえて、

コース作成をしている中で思ったことが…

「指導はいらないかな」

ということ。

 

既に複数回のN2模試で140点以上を獲得しているレベル。

課題を出せば、予定日数より早く終わらせて次の課題をせがむ。

 

自律学習ばっちりなので、彼らには

指導者じゃなくて、コーディネーターが必要なんだな

と思いました。

 

私の仕事は、

これから何をするか、次の教材は何か、

合格までの道筋を作り、

彼らに目標と共にそれを示し、

段階的にモチベーションを保つ工夫を行う

そして、自力では分からない箇所を分かりやすく解説する。

 

彼らにとってはリソースとしての役割を担えばいい。

N1まで来れば、もう「先生」や「指導者」は

必要ないんじゃないでしょうか。

 

彼らのためにも、失敗はできないコース組み!

しっかりコーディネーターとしての役割を担いたいと思います!!

 

進学指導も並行して行っていくので、

スケジュール管理が大切になりそうだな~♪

ラジオNACK5収録!〜営業用語の難しさ〜

先日、ラジオのNACK5のとある番組に

わたし、なぜか出演いたしました。


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収録風景(左の黒い人=わたし)

 

日本語教育とは関係ないのですが…

勤務している日本語学校の親会社がスポンサーをしており、

ラジオ内で、会社の宣伝レポートをする、というお話。

 

なぜか女性の方がいい、と…

なぜか活舌のよい人が社内にいない、と…

なぜか日本語教師なら話が上手だろう、と…

いう話になったそうで、私に大役が回ってきました。

 

5分間ほどの生放送。

 

 

事前にもらっていた台本をある程度読み込んで

いざ、当日本番!

 

と思い、現地に行ったら、着いたとたんに

「あ、最新台本、それじゃないですね~」

と言われ、新しい台本を直前で渡される…(笑)。

 

初めの台本は…なんというか、

日本語教師として添削したくなるような文面だったので、

最新版が良くなってて、ちょっとホッとしました。

 

例えば、

「〜をご提案させていただいております」

 

見た瞬間、「うっ…」となりました(笑)

営業用語なんでしょうね。

これも生きた日本語…でしょうか。

 

しかし、言い慣れていないので口が回らない…

 

 

幸い、私はほとんど緊張しないタイプなので、

リハーサルも本番も、

棒読みでしたがミスなく終了!


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ラジオの裏側が見れて、とても面白かったです!

 

各部署の責任者など10数名に囲まれ、

どうなることか〜、と思いましたが、

無事に大役を果たせてよかったです♪

 

滅多にできない貴重な体験でした!