季節を感じる日本語教師になろう〜梅雨の楽しみ〜
今年は久しぶりに梅雨らしい梅雨!
と思っていたら、今週は随分晴れるみたいです。
庭の紫陽花もキレイに咲き始めたので、教務室の受付に飾ってみました♪
紫陽花ってその1つだけで、花束みたいですね。
咲き始めから日が経つにつれて色が変わってきたり、土壌の酸性度によって色が変わったりするから、「移り気」とか言われてしまうけど、茎や葉の色は変わらないんだよっ。土台は同じ!
だから、私は紫陽花が大好き♪
落ち着いた気持ちで、楽しく仕事ができますように。
勉強も忘れず!久しぶりにnaonaoさんの勉強会に参加させていただく予定です♪
リクエストさせていただいたことを勉強会に取り入れていただき、感無量!
「初級でもできる! アイスブレイクを考えよう」 〜アイデア勉強会〜 2019年7月28日(東京都) - こくちーずプロ(告知'sプロ) #日本語教師 https://t.co/OUGjIuH9HM @kokuchproさんから
— naonao❤︎フリーランス日本語教師 (@naonaonihonngo) 2019年6月16日
いろんなアイディアを出し出され、吸収したいと思います♪
協働学習でスピーチ〜仲間がいることの効果〜
本日は午前の中国語レッスンを終えてから、
凡人社さんのセミナーイベントに参加してきました~♪
戦利品です(1割引きで購入!あはは~)
今回参加にあたって、知りたかったことは…
☑ 1.協働学習の効果
人によっては苦手な人もいそう。どのようにチームワークを育むか。
☑ 2.スピーチ準備での協働とは??
スピーチのスクリプト(原稿)作成は、黙々と1人で考えながらやる作業を想像していたので、協働するという印象がなく、どうやるんだろう??と思いました。
☑ 3.協働学習の個別評価の仕方
グループ単位での評価になってしまわないのか。それともプロセスではなく、スピーチ内容だけでの評定となるのか。また、内容と日本語力の評価バランスは?
今回は1時間ほど電車に乗る時間があったので、こちらの『活動のヒント集(教師用参考資料)』をざっと読んで、ポイントを頭に入れてからの参加だったので、とても入りがよかったです♪予稿集替わりですね。
★『活動のヒント集(教師参考資料)』無料ダウンロード(PDF)
http://www.bonjinsha.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/活動のヒント集%EF%BC%88教師用%EF%BC%89.pdf
★凡人社さんHPの書籍紹介ページ
この『活動のヒント集』を読むだけでも、いろんなアイディアをいただけ、とても勉強になりましたが、セミナー内で実際に自分が体験してみると、読んだだけでは得られないことがたくさんありました。
初めに行った活動2つ、とても短時間で簡単で面白かったです!
やはりアイスブレイキングって大切ですね。
1)Closed Question あなたはどっち?
2) 言われた人数で集合!
教材を購入しましたが、他にもいろんなアイスブレイキングが紹介されており、やってみたくてワクワクしています。
今回はこのアクティビティを行ったあとに、3人1組でのワークショップでした。ご一緒させていただいたお二方が素敵で優しい方々で、とっても話しやすくて楽しませていただきました♪
「わたしの数字」をテーマにその数にまつわるスピーキングを1分ほどで行い、たくさん質問をしてもらいました。
わたしは、「2/7回」という数字を提示。
トイレに行って、トイレットペーパーが切れててない回数(確率)です。と言ったとたん、ふふっと笑ってもらえました。
そして、その後の質問タイムでは、思ってもいなかったような質問もしていただき、それをヒントにして本題「自己紹介スピーチ」のスクリプトを書き上げることができました。
「自己紹介」+「自分にまつわる数字」
のように、ちょっと【プラスアルファのお題】を設けると、聞きやすいし面白いし、1人1人がちがう内容になっていいな~、と思いました!
ここまでで大体前掲の「知りたかったこと1・2」はクリア!
3の評価についても、お話があり、また質疑応答タイムに質問もあがり、多様なやり方、可能性を感じることができました。
プレゼンテーションの基本 協働学習で学ぶスピーチ ―型にはまるな,異なれ! ―
- 作者: 渋谷実希,勝又恵理子,古谷知子,前川志津,森幸穂
- 出版社/メーカー: 凡人社
- 発売日: 2018/10/23
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
グループのお二人とは雑談&名刺交換もさせていただき、収穫の多い1日となりました。
そして、帰宅時に寄った本屋で衝動買いした本
面白すぎて、先にこちらを熟読中(笑)。
何にでも、誰にでも「ウラ」ってあるもんですね~。
早く読んで、今日のイベントの協働学習について、まとめ&授業案を作りたいと思います!
初参加のLT会〜私の情意フィルター〜
ちょっと前の話になりますが、以前から注目していたLT会に初めて参加してきました♪数少ない「日本語学校で指導する日本語教師の研究発表の場」ですね。
昨年のリストを見たら、発表者の中に知っている先生のお名前をいくつか発見!!今年こそは!と意気込んで参加しました。
100名以上の参加者、13組の発表者。
興味深いテーマが並び、ワクワク✨
が…しかし、午前の発表が終わるとともに急用発生!
泣く泣く会場を後にしました。
数名の発表しか拝聴することはできませんでしたが、学会などと違い、自分の意見やアイディアの確実性や効果・実施の検証などちょっと曖昧でも自身を持って「私はそう思う!」と言えちゃう面白さがありました。
そこには「コメントには良いことだけ書きましょう。批判や指摘などは持ち帰って自分のためにつかってください。」という主催者の考え方が根底にあってのこと。
よく小難しい研究学会にお邪魔すると上がりっぱなしになってしまう私の情意フィルターが、今回は下がりっぱなしでした(笑)!!
来年は急な呼び出しがかからないように、しっかり準備をして、全発表が聞けるようにしたいと思います♪
site-1343422-767-2718.strikingly.com
出かけられない雨の日に♪〜留学生びっくりの押し花体験〜
春になると一気に花々が咲き乱れて、
どことなーく、甘い空気が漂い始めます。
5月に入り、新緑のシーズン到来!
そして、6月に入り、梅雨のシーズン到来!
まだまだお花は元気満開ですね。そんなきれいなお花の状態を半永久保存すべく、自宅で押し花をやってみました♪
今回は初心者向けのビオラとパンジーを。自宅の庭で種から育てたお花たちです♪花びらが薄いので、水分が少なくて、型崩れせず押しやすく、おすすめ!
辞書などに挟み押して、2-3日放っておけばできあがり〜。
(押し花キットの乾燥シートを使うと、もっと早くきれいに水分が抜けるそうです)
できた押し花を専用のシートを使って、ノートに貼ってみました。アイロン(低温)の熱を使って押すだけなので、とても簡単でした♪
使わなかった押し花は、ジップロック的なチャックの付いたビニル袋に色や種類ごとに入れて保存♪
なぜ、押し花を急に始めたのかというと、
①梅雨の出かけられない鬱々とした日々に留学生に教えられる楽しい活動はないか、と探していたら思い出したから。
②群馬県猿ヶ京温泉の「たくみの郷」の「押し花の家」で、押し花を教えていただき、押し花キットをGETしたから。
③2017年のNHKドラマ「ツバキ文具店」で見た押し花の手紙が素敵すぎて、憧れてしまったから。
↓こちらで見られます
以前に押し花の作品をFacebookに上げてみたところ、ベトナム人の知り合いから「3Dを2Dにするこんな方法があったとはっ!」と言われて、「へえ〜、押し花がない国もあるのかな?(または彼が知らなかっただけ?)」と思い、外国人留学生に紹介するようになりました。やはり女性には好評ですね〜♪
ぜひ、皆さまもお試しください。
ちなみにドラマ「ツバキ文具店」をきっかけに、原作者の小川糸さんの作品を何冊も読みました。大好きな作家さんです。こちらもよろしければぜひ♪
日本語は遊んで覚えよう!〜特殊拍ゲーム〜
どうしても撥音、促音、長音が苦手な学生さん。
今回は『モーラ(拍)特訓』のために、特殊拍ゲームをやってみました♪
『かなマスター』を使用しているので、そこに出てきたことばを参考にして、絵カードを作りました。
これを私と学習者さんで1枚ずつ引いて、出た拍数分だけスゴロクのコマを進められる。という単純なゲームです。説明せずとも理解してもらえました。
例)サッカー→4拍→4マス進む、ケーキ→3拍→3マス進む
学習者さんが絵カードのことばをチェックしている間に、私はスゴロク表を適当~にホワイトボードに書いてみました。
では、ゲーム開始前にコマづくり!
私は猫。
学習者さんは鳥(一筆書きできるネパールでは有名な鳥の絵らしいです)
そこらへんの紙に落書きみたいな絵を描いて、マグネットシールを貼ってできあがりです。
では、ゲームスタート!!
拍数を間違えながらも、交互にカードを引いてなんとかゴールに到着!
26マス目でのゴールは…ちょっと長かったです。
2人なら20マスぐらいでいいと思う。
学習者さんはまだ10代。
遊びながら、楽しく覚えて行ってもらえたらうれしいな~♪
途中からの担任はつらいね〜教務室での雑談〜
「ほんっとにバカばっか。」
昨日の授業が終わって、後作業をしていたときに聞こえてきた言葉…。
日本語教師しかいない日本語学校の教務室で…本当に耳を疑いました。
その言葉を発したのは去年入学のクラスの担任を、今年4月から請け負った先生。
よほどつらいんだろうな〜。
でも、去年の担任を責めたり、学生の短所ばかり並べ立ても仕方がないね。実情を知ることなく引き受けた自分の責任でもあるはず。こんなときは、向後千春先生の『教師のための「教える技術」』を読んでほしいな〜。と思いました。
これから、その「バカばっか」クラスで、如何に自分の教師としての力量を発揮できるか、腕の見せどころですね。(すごーく、大変なのはもちろんわかります)
うちの2年目のイチゴ達は今が旬♪
ある程度適当に、そしてその対象にあった対処法(追肥や剪定など)を行えば、きっと実りは大きいはず!!
がんばれ、日本語教師☆
みん日6課「読めるトピック」で活動!~ポスター作成に挑戦~
本日も元気に『みんなの日本語 初級Ⅰ』で遊んできました~♪
↑学生たちが書いたポスター
きのうの宿題が6課の「読めるトピック」だったので、それを利用してポスター作成をしてみました。
6課の学習文型である「~ませんか」「~ましょう」をふんだんに使ってのポスター作成ですが、その前に読解問題としてなかなか面白い「読めるトピック25」の答え合わせをしました。
意味確認OK!
ということで、実際に学生たちにもポスター作成をしてもらいました。
ことばは実際に使って、話して、書いて、ナンボです!
<ポスター作成の手順>
1)好きなことを考える。
サッカー、焼肉、食べ放題、お酒、さんぽ、旅行、料理、スキーなどなど
初めはなかなか発言がありませんでしたが、ちょっと例を挙げたら、次から次へと出てきました!
2)ポスターに書く項目の確認
私の例を一緒に見てチェックしました。
本当の本文はもっと長いのですが、レベルに合わせてかなり割愛しました。
3)すぐ書く!
「宿題答え合わせ」→「ポスター作成」まで、15分を予定していたので、絵を描いたり、装飾する時間はなく、ペンは黒か青のみ。画用紙も青か黄色のみ。としました。2択でも選べるって大切!
4)すぐ掲示!
書いたポスターを掲示したら、休憩時間に見て回っていました♪友達がどんなポスターを書いたか、気になるみたいですね。・・・本当は参加したいものに投票させたかったのですが、時間がないので敢え無く割愛。
こういうのがあると、自然にクラスメイトと話すきっかけになり、日本語を使う機会が増えるので、とてもよい効果があるな~。と思いました。
今日は50分かける4コマの中に、活動を3つも入れたので大忙し。
でも、教師(=私)は準備は大変でしたが、授業中は楽ちん♪
活動は・・・
1つはポスター作成
1つはインフォメーションギャップを入れた自由会話
1つは「母の日、父の日」のプレゼントについてのあげもらい会話。
最後に「ペンで…を書きます」の文型(7課)で、犬の絵をかいたら、「先生!犬じゃないよ~!猫です!」とクラス中から非難を浴びました。「耳がちがう」「鼻の髪がないよ」などなど、犬じゃない理由を言ってきたので、「私は絵が下手ですから」と言ったら笑われました。…でもいいの。「下手です」の導入ができたし、自発的に色々話してくれるのがうれしいから♡
これは犬(のつもり)です。
図解はしないように、気を付けたいと思います(笑)。